そらともりの大地、 それを映す 水でできた教会

日常の喧騒から隔絶された、 穏やかで静かな 教会の佇まい。 視界そのものが 建築であるような、 水の教会。
北海道の大自然と水の教会

聖なる空間SACRED SPACE

01

水、風、光、緑。
「おかえり」と言われたような、
そんな気持ち。

はじめて訪れたのに懐かしく、
こころが解き放たれているように
感じるのは、
人も自然の一つだからかもしれない。

無垢な自分に還って眺める景色。

水の教会ウェディングチャペルの回廊

日常から非日常へRELEASE FROM COMMON SCENERY

02

教会へのアプローチを歩くと、
眼に写るのは、遠くの森と青空。
そして微かに聞こえてくるせせらぎ。

壁の向こうに想いを馳せながら、
さらに進むと、壁の切れ目から
視界が一気に開ける。

ここを訪れる人は誰もが、
非日常の世界へといざなわれる。

水の教会の外観

全方位に大自然を感じる空間SPACE SURROUNDED BY GLASS

03

巨大な「L」字の壁で仕切られた敷地内は、
独特な雰囲気に包まれた特別な閾(いき)。

堂内に向かう階段を上がると、
そこは四方をガラスで囲まれた空間。
降り注ぐ光を浴びて見渡せば、
全方位に大自然の風景が広がる。

堂内に足を踏み入れると、
穏やかな螺旋階段が静かに闇へと続いている。

水の教会チャペル

聖なる十字架HOLY CROSS

04

深い闇の中で研ぎ澄まされる感覚。
光を得て、知覚の扉が再び開け放たれる時、
ふたりは、静かな水面に映った世界と、
そこに立つ十字架に初めて対面する。

誰も足を踏み入れることのできない、
聖なる空間に佇む十字架を前に、
ここに集う人々のこころはひとつになり、
厳粛な挙式が始まる。

建築家安藤忠雄

1941年大阪生まれ。建築家。
世界各国を旅した後、独学で建築を学び、
1969年安藤忠雄建築研究所を設立。

作品には水の教会をはじめ、教会三部作といわれている
光の教会(大阪)、風の教会(兵庫)がある。

数多くの世界的な賞を受賞し、
2010年日本の芸術文化の向上に
めざましい功績を残したとして文化勲章を受章。

プロダクションノート

教会三部作と呼ばれる代表的な教会建築、水の教会。
トマムの自然との共生をテーマに大自然の中、水面に佇む
十字架が印象的な水の教会を建築家 安藤忠雄が解説します。

アクセス

〒079-2204
北海道勇払郡 占冠村中トマム
TEL 0167-58-1111(代表)

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水の教会 CHAPEL ON THE WATER 氷の教会 ICE CHAPEL