凜とした空気が山々を包み込み、
大地が純白に彩られる頃、日本で最も幻想的な
冬の挙式が始まる。
大自然とまっすぐに向き合い、
心地よい緊張感に包まれながら過ごす1日。
すべてのものから祝福を感じる
神聖な空間に身を委ね、
心からの誓いを交わす。

冬に1ヵ月間限定で姿を現す、「氷の教会」。
夜は-30度にも達するトマムの特徴的な
気候が、透明できめ細かな氷を作りあげる。
その純度の高い透明な氷は、
光を反射させ、アイスブルーと呼ばれる
美しい光に包まれる空間。
この希少な空間で、
日本で最も幻想的な挙式を。

氷のゲートを抜けると、教会が姿を現します。
思い出を踏みしめながら、静寂の中をふたりで歩く。
全てが雪と氷で創られた教会。
その透明感に、自然と純粋な気持ちに。

太陽の光が、純度の高い氷を通し、
空を映したような水色に変わってゆく。
氷のおりなす模様がもっとも美しく
浮かび上がるデイタイムウエディング。

夜になると、いっそう深みを増すアイスブルー。
時の流れに反応するように、
氷の教会は表情を変えるナイトウエディング。

氷と雪は、春には流れる水となり、
遥か大空をめぐる。
そして一年後、氷の教会となって、
再びここに出現する。

ピンと張りつめた空気の中で感じる、
お互いのぬくもり。
大切な人を近くに感じながら、
ふたりの未来を誓う。
その誓いを胸に、
氷の輝きの中で過ごす大切な一日は、
お互いの手のぬくもりとともに、
永遠の記憶となって五感に刻まれる。

誓いの後は、
身も心もあたたまるホットワインで乾杯を。
凜とした冷気の中で体験する、
優しくも幸福な時間。
刻々と表情を変える氷の輝きに包まれた、
非日常の一日。
それは、五感に刻まれる、永遠の記憶を紡ぐ体験。